
「処女喪失で生理周期などが変わってしまう」という話を聞いたことありませんか?
初めてのセックスの後に自分の体にどんな変化がおこるのかわからないと不安に感じますよね。
今回は、性行為がどのように女性の体、特に生理に影響を与えるのか説明していきます。
処女喪失後の生理に変化が起こる原因
身体の変化
性行為によって、子宮頸管や膣が多少広がるなど、生殖器に変化が起こることがあります。
この変化により一時的にホルモンバランスが崩れ、生理周期や生理痛に影響を与える可能性があります。
心理的な影響
初めての性経験は、心身に大きな影響を与えることがあります。
ストレスや不安がホルモンバランスを乱し、生理の変化につながるケースも考えられます。
その他の要因
性感染症や子宮内膜症など、他の病気が隠れている可能性も考えられます。
定期的に性感染症検査を受けいて、正しくコンドームを装着できる男性が相手であれば、心配はいりません。
生理周期や生理痛の変化への対策
様子を見る
多くの場合、数回生理がくるうちに、体が新しい状態に慣れて周期が安定します。
生活に支障がない場合は、数ヶ月様子をみてください。
生活習慣の見直し
規則正しい生活
睡眠不足や不規則な食事は、ホルモンバランスを乱す原因となります。
バランスの取れた食事
鉄分やカルシウムを意識して、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
適度な運動
ストレス解消にもつながり、ホルモンバランスを整える効果が期待できます。
温浴
お風呂にゆっくりと浸かることで、リラックス効果が得られ、生理痛を緩和する効果も期待できます。
市販の生理用品の活用
生理痛が強い場合は、市販の鎮痛剤や温熱シートなどを試してみましょう。
婦人科を受診する目安
上記の対策を試しても改善が見られない場合や、強い痛みや出血量が多い場合は、婦人科を受診しましょう。
特に以下が当てはまる場合は、婦人科を受診してください。
- 生理周期が21日より短いか、35日より長い場合
- 生理量が非常に多く、ナプキンを1時間ごとに交換する必要がある場合
- 生理痛が日常生活に支障をきたすほど強い場合
- 生理中に高熱が出る場合
- 生理以外の期間に出血がある場合
まとめ
処女喪失後の生理の変化は、必ずしも異常ではありません。
これまで10年間で800人以上の女性に処女喪失サポートを提供してきましたが、多くの方が生理の変化を経験しています。
しかし、気になる症状がある場合は、一人で悩まずに婦人科を受診しましょう。