処女卒業サポートを受けられた方の障がいとポイント

まさと

「障がいがあったら恋愛はできないのではないか?」

「障がいがあったらセックスなんてしてはいけないのではないか?」

と悩んでいる方は少ないありません。

これまで10年間で800人以上の方に処女卒業サポートを提供させて頂きました。

その中には、障がいをお持ちの方もいます。

諦めずに前に進みましょう。

障がいがあっても処女喪失はできる

処女卒業サポートを提供させていただいたクライアントさんの障がいと、その際に気をつけたポイントについて説明します。

肢体不自由

ポイント1

先天性・後天性で車椅子を利用されている方がいらっしゃいました。

肢体不自由の場合は、ホテル選びが重要です

一般的なラブホテルでも四肢の状態によっては処女卒業サポートが可能な場合もあるのですが、車椅子でないと移動がまったく難しい場合は、バリアフリー対応の一般のホテルをデイユースなどでご予約頂くことが多かったです。

バリアフリー対応であれば、介助がなくてもシャワー・トイレともに可能な方々だったので、準備はスムーズにできました。

ポイント2

次にポイントとなったのは、下肢の感覚

女性器付近の感覚がどの程度あるかによって、安全性に影響があります。

例えば、脊椎損傷などでは女性器まわりの感覚が鈍化するため、本来であれば痛みをともなう角度の挿入であっても痛みがなく女性器を傷つけてしまいかねません。

そのため、普段よりも時間かけて慎重に角度や深さを確認しながら処女卒業サポートをさせて頂きました。

ポイント3

上でも書いたように、肢体不自由の方の中には、女性器付近の感覚が鈍く、体液の分泌が少なくなる方が少なくありません。

そのため、かなり多めの潤滑剤を用いて、痛みを軽減しました。

聴覚障害

ポイント1

事前に学習をしていただくことがとても重要です。

全く聴覚がないクライアントさんには、Youtubeなどで女性器やセックスについてある程度の知識を身に着けておいていただきました。

ポイント2

やはりそれでも当日のコミュニケーションは難しかったです。

簡単な手話は覚えていったものの、付け焼き刃では伝わず。

あらかじめ購入していった、書いて消せるお絵描きボードで筆談し、なんとか対応しました。

ポイント3

処女卒業サポートの手順を進めながらではなく、次の工程に入る前に作業内容を筆談で伝えることを心がけました。

健常者の方であれば、手順を進めながら説明をしてもそれほど恐怖心は高くなりません。

しかし、聴覚障がいをお持ちの方は次にどうなるのかわからないと強さが倍増すると考え、説明→作業を繰り返しました。

視覚障害

ポイント1

ご自宅で処女卒業サポートをさせていただくケースがありました。

というのも、全く地の利がない場所で待ち合わせることが大きなストレスになるためです。

障がいの程度にもよるのですべての方では有りません。

ポイント2

ご自宅でサポートさせていただいたときは、見ず知らずの男性が来ることになるので、安全性の担保が課題でした。

そこで、事前に合言葉を決めておいて、エントランスでインターフォンを鳴らしたら、私がまさとであることを証明させて頂きました。

ポイント3

処女卒業サポートの状況を視覚的に確認いただことが難しい場合は、できるだけ触れていただきました。

例えば、コンドームを装着しているかどうか確かめていただくために、直接ふれていただき確認していただきました。

挿入した後も、入っていることがわかるように手で触っていただきました。

内部障害

外からは障がいをお持ちであることがわかりにくいのが内部障害の特徴のひとつです。

そのため、事前にどのような身体の動きが難しいかなどを入念にお聞きして、当日は特定の体制を割けるなど工夫しました。

ポーランド症候群

障がいとは異なりますが、生まれながらに身体の一部が欠損しているクライアントさんもいらっしゃいます。

その代表的なものが『ポーランド症候群』です。

クライアントさんで一番多かったのは、左右どちらかの胸がない方。

そのため、男性に体を見られることが嫌で、処女喪失できなかったというケースです。

処女卒業サポートには全く影響がないので、問題なく通常通りサポートさせて頂きました。

まとめ

障がいをお持ちのクライアントさんから処女卒業サポートのお申し込みをいただいた場合は、障がいの度合いやご自分でできることできないこと、介助が必要なことなどを念入りに確認させていただきます。

そのやり取りを通して、不安をできるだけ解消し、相互理解を深めたいと考えているためです。

以前、待ち合わせ場所に行くと、お母さまも一緒に来られていたことがありました。

お子さんは不慮の事故で脊椎損傷になってしまったものの、ご本人の強い意思で処女卒業したいとご連絡くださったとのこと。

3人でバリアフリールームに入り、お母さまは死角でお待ちいただき何かあったときは介助してもらえる体制で望みました。