
産婦人科で看護師をしていたときに、お母さんと来院される中学生・高校生の中には、処女卒業がきっかけで問題を抱えている方もいました。
中には何ヶ月も生理がこなくて、心配になったお母さんが無理矢理つれてきたというケースもあります。
成人女性ですら、大なり小なり影響がでるのが性行為です。
中学生・高校生が処女卒業した場合、インパクトがないわけがありません。
処女卒業による心と体への影響とは?
処女卒業の心への影響
大人になった気分
まるで年上のお姉さんたちに追いついたような気分になります。
未成年のため、まだ自分だけで全てのことを意思決定できるわけではありませんが、階段を登った感覚です。
男性に対する評価の変化
処女卒業する前までは、男性の性欲がどんなものかわからなかったため、自分自身が性の対象と見られる、という意味がはっきりとはわかりません。
しかし、セックスを通して、自分に、自分の体に向けられる男性の性欲を知ることで、男性の捉え方が変わります。
自己肯定感の向上
自分に自信が持てるようになる方もいます。
何に対する自信かは別にして、なんだか強くなったような、不思議な気持ちをもつこともあるようです。
処女卒業の体への影響
処女膜の亀裂

処女膜は、5円玉のような形状をしています。
処女卒業によって、真ん中の穴から放射状に亀裂が入ります。
処女とのセックス経験がない、または、少ない男性と処女卒業すると、この亀裂がひどくなり大怪我をします。
女性器の変形

処女卒業を起点にセックスを重ねることで、女性器の形が変わっていきます。
例えば、女性器の一部である大陰唇はセックスによる少しずつ伸びたり、色が濃くなっていきます。
妊娠のリスク
当然ですが、性行為をするということは妊娠する可能性がでてきます。
『14歳の母』というドラマがありましたが、事実として日本では14歳中学2年生ぐらいから、妊娠・出産する女性が増えます。
早すぎる処女卒業の影響
実は、海外で早すぎる処女卒業の影響が研究されています。
ポイントは自分の意思があったどうかです。
まとめ
中学生・高校生の処女卒業は後の人生に大きな影響を与えます。
多くの日本人女性が20歳までに処女卒業しますが、一歩間違えれば、怪我やトラウマを抱える可能性が高いです。
焦る必要はないです。
処女卒業したい思えるまで待ってみることもおすすめします。