先日、大学を卒業以来、人事部に勤めている友人からこんな話を聞きました。気になる内容だったので、シェアさせて頂きます。
処女は採用しない
就活のニュースを見ながら、友人が一言、「うちの会社、極力処女は採用しないんだよね」。ちょっと何言っているのか、わかりませんでしたが。採用担当をしている彼に理由を聞くと、こんな答えが返ってきました。
- 今の時代、契約は1本も失いたくない。
- 取引先との打合せでセクハラまがいのことをされることもある。
- いちいちセクハラに反応して契約をつぶされてたら会社がもたない。
- 処女はセクハラに堪えられない。
言っていることは、ギリギリ理解しました。しかし、そもそもどうやって就活生が処女か見分けるのか、疑問が残ります。
処女かどうかはすぐわかる
彼の会社は、テレビのCMでもよくみかけるほど有名で、コンプライアンスにも大変厳しいです。いったいどのような方法で処女を見分けるのか聞いてみました。
セクハラまがいの圧迫面接
「どうやって判断するの?」
「いわゆる圧迫面接だよ。セクハラ込みのね。100%は無理でもかなりの精度で判断できるよ。」
「例えば?」
「彼氏はいるの?とか、セックスを連想させる単語で質問するわけ。」
「連想させるだけ?直接はきかないの?」
「下手にエッチなこと言ったら、すぐネットにさらされて、訴えられるからね。そこはリスクヘッジ。処女は赤くなって、感情むき出しで、普通には答えられない。もちろん、処女じゃない学生にもそういう反応する子はいるけど、それはそれで客先で対応出来ないと言っているのと同じだからアウト。正直、そんな対応力まで教育してる余裕なんてないんだよ。」
処女を見分けたいというよりも、企業として費やす費用や時間を少しでも無駄にしないための対応のようです。
最後に、こんなことを言われました。
「だから意外と、就活で上手くいかない子の中には、見抜かれている場合がある。処女だって。そんなことで、不採用にするなと思うかもしれないけど、企業だって必死。かなりの予算をかけて採用して、契約をつぶしたり、あっさり退職されたりしたら、たまったもんじゃないからね。それに人事は、上から怒られるし・・・。」
まとめ
もちろん、世の中すべての企業がこうだというわけではありません。ただ、目指す業界や会社がこのような視点で採用している場合は、対策が必要です。