代表的な避妊方法は3つあります。
それぞれに特徴がありますが、説明できますか?
もしわからない場合は、あなた自身の体を守れないかもしれません。
ぜひ、3つの避妊方法を理解して、後悔のないセックスライフを楽しんで下さい。
処女でもできる代表的な3つの避妊方法
コンドーム
概要
男性が筒状のゴムを男性器に被せ、ゴムの中に射精することで、精子と卵子が接触することを妨げます。
これに妊娠を避けることが可能です。
長所
コンドームの利点は、手軽さです。
コンビニエンスストアでも売っていますので、どこでも入手できて、よほどの不器用でないかぎり男性が自分で装着できます。
また、全てとはいえないものの、たくさんの性感染症の伝染を防ぐ効果もあります。
短所
最大の弱点は、失敗率の高さです。
コンドームの失敗率は15%
つまり、100回セックスすると、そのうち15回では赤ちゃんがでてきしまいます。
また、男性主導の避妊方法のため、男性が装着をいやがると女性にはどうしようもありません。
低量ピル
概要
毎日1錠ずつ服用し、排卵を止めることで、妊娠をさける方法です。
長所
なによりも、コンドームとは違い、女性主導で避妊できる方法です。
生理痛がひどい場合は、辛さを軽減できます。
また、ホルモンバランスが整うことで、お肌がきれいになります。
最近は、オンラインの診療だけで処方してもらえるので、病院にいく必要もありません。
短所
まず、飲み忘れるリスクがあります。
1回飲み忘れたからといってすぐに避妊効果がなくなるわけではありませんが、ヒューマンエラーによる失敗は怖いです。
また、比較的高額。
1ヶ月で約3000円かかるので、1年では3万6千円必要です。
短所とは言い切れませんが、すべての女性がピルを服用できるわけでありません。
予兆のある片頭痛をお持ちの方は、ピルが脳梗塞の原因になるため服用できません。
避妊リング(ミレーナ)
概要
特殊な装備を子宮に入れ、着床を防ぐことで妊娠を回避します。
長所
低量ピルと同様に、女性主導であることがあげられます。
避妊効果はピルよりも高いです。(失敗率:ピル0.6%、ミレーナ0.14%)
また、過多月経や生理痛の軽減に高い効果があります。
そして、子宮にのみ作用するため、副作用が小さいです。
ピルは服用するため、全身に作用するため副作用が大きくなることもあります。
短所
ピルよりは安いものの、5年間有効で、3万円です。いつでも抜去(取り外し)はできます。
保険が適用されれば、1万円ですみます。
また、婦人科に必ずいく必要があるので、少し手間ですね。
まとめ
低量ピルと避妊リングを採用する場合は、服用していること・装着していることを
男性にはけして伝えないでください。
理由は、「妊娠しないならコンドームつけなくていいよね」と女性の体を危険にさらすバカな発想をするからです。
コンドームの避妊効果は高くありませんが、性感染症の予防効果は高いです。
性感染症に罹患すると、将来こどもが産めなくなることもあります。
男性にコンドームをつけさせるために、男性にはだまっておきましょう。
避妊方法 | 長所 | 短所 | 評価 |
---|---|---|---|
コンドーム | 手軽 安価 | 失敗率15% 男性主導 | △ |
低量ピル | 女性主導 生理痛低減 美肌効果 オンラインで処方 | 1年で3万6千円 毎日服用 体質により服用不可 | ○ |
避妊リング (ミレーナ) | 女性主導 生理痛低減 副作用が少ない | 5年で3万円 (ピルよりは安価) 病院診療必須 | ○ |